【紫蘇ジュース】と【紫蘇酢】(写真つき)シソの効能はご存知のように殺菌、防腐作用があります。 お刺身に必ず添えてあるのも、 生の魚から身体を守る為ですし、 咳や痰止め、食欲増進、整腸などのこうかがあることから 近年では、【花粉症】や【アレルギー抑制】効果が 高い事も知られて来て、健康食品売り場で見かけることも 多くなりました。 青紫蘇でも出来るようですが、梅干を漬けるこの時期に、 たくさん出回る赤紫蘇で色のマジックを楽しみながら、 作ってみるのは如何でしょう? 同じ一束(葉のみ)でも、200g~250gぐらいあり まちまちですし、材料それぞれの分量もあるようですが、 前回は、レモン汁と蜂蜜を使いましたので、 今日は、食酢と砂糖で作ります。 砂糖の量はお好みですが、私は控えめにしていますし、 あとは希釈で加減します。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【紫蘇ジュース】 材料 赤紫蘇2束、砂糖(800g~1㎏)食酢(500cc) 水(1.8~2L) 作り方 ①紫蘇の葉をむしって、きれいに洗う。 ②大きな鍋に水を入れて沸かし、紫蘇の葉を入れて 10分~20分煮出す。 アクが出たら取り除いておく。 ③とても汚いような色の煮汁ですが、 葉を取り除くためにそれをこす。 ④その熱い煮汁のままでもいいのですが、 私は、再度火にかけそこに砂糖を加えて、煮溶かす。 (くれぐれも、ぐつぐつと沸騰させないように) ⑤火からおろし、よく冷ましてから食酢を入れる。 この瞬間が、最高の見せ場で、感動もの。 ⑥あとは、きれいに消毒した容器に移し替えて 冷蔵庫などで保存する。 冷暗所でもいいとのことだが、やはり冷蔵庫が無難だと 思うし、保存も数ヶ月は大丈夫らしい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ちなみに、あっという間になくなるから まだ長期保存はしていません。 今回は、小瓶につめて、少し試してみるつもりです。 《紫蘇の葉の煮汁を作り、砂糖を加え、さめたら酢を加える。》 これだけで、美味しいジュースの出来上がりです。 お試しあれ・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー昨日の【簡単紫蘇ジュース】は、 水を加えてあるので、 それを少し希釈して飲むジュースでしたが、 【紫蘇酢】は、紫蘇と氷砂糖(普通の砂糖や蜂蜜でも可)と 酢のみで、保存がききますので今からの時期重宝します。 ドレッシングの代わりや酢の物にも使うとシソの香りがして 美味しくいただけます。 容器を熱湯やアルコールできれいに消毒して 使う鍋は、ステンレス製であれば、あとは簡単に出来ます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【紫蘇酢】 材料 紫蘇2束(1束で200g前後の葉がとれる) 氷砂糖(お好みで500~700g) 酢(1.8L) 作り方 ①シソの葉をきれいに荒い水切りしておく。 ②きれいな容器に紫蘇と酢と氷砂糖を入れる。 ③これで待っていると夏には丁度使い頃になる。 ④気になる人は、最後に上から少しだけ焼酎を 振りかけておくといいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これは、酢をそのまま使いましたが、 煮立った酢に紫蘇を加えて、葉だけとりだして 残りをエキスとして保存する方法もあります。 そのときは、酢を半分位にして砂糖も加減してください。 これも希釈して紫蘇ジュースとしていただけます。 この時期に、紫蘇があると言う事は 自然の理にかなった恵みです。 大いに利用して、食中毒から身を守り 食欲を増進するようにして、乗り切りましょう。 |